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誰も寝てはならぬ

哀しいNEWSが世界を駆け巡りました。
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ルチァーノ・パヴァロッティ、神から与えられた声の持ち主が神の元に召されました。
オペラに疎い私でも3大テノールの名前と、パヴァロッティの歌声は何度も耳にしました。
最近ではトリノオリンピック開会式での「誰も寝てはならぬ」の豊かな歌声
荒川静香さんの金メダル演技に華を添えたこの曲は、観衆の喝采を浴びました。

そのすぐ後にすい臓ガンの手術を受けたというNEWSに、心を痛めたものです。
すい臓ガンは発見がかなり難しく、手術できないケースも多く、できたとしても予後が良くない
発見=余命宣告ということも多いからです。
その後化学療法(抗がん剤治療)を受けたらしいと聞き、心配していました。

とても陽気で豊かな声量、おちゃめな表情でオペラを身近なものにしてくれました。
U2のボノとの親交、ダイアナ元妃との友情など多くの人に愛された人でしたね。

ところで、今まで彼の経歴など全く知らなかったのですが、メディアがこぞって報じていたので
あれこれ読んでみました。そして、私にとってはビックリ!な発見。
朝日新聞・asahi.comでしか報じていなかったのですが
・・・・・・・ 35年、モデナに生まれた。テノール歌手アッリーゴ・ポーラに師事し、
61年にレッジョ・エミリアの劇場でデビューした・・・・・・・

このアッリーゴ・ポーラ氏に、わたくしお目にかかったことがあります!と言っても幼稚園時代。

当時東京・池袋に住んでいた幼少の私、東洋音大(現・東京音大)付属幼稚園に通園。
母が言うには、その時空きがあったのがココと学習院幼稚園。
学習院の費用の高さにビックリしたのと、スクール・バスがあって便利だったので付属の方へ。
今でも断片的に憶えていますが、やはり音大付属らしく音楽部門がすごかった!
運動会でも園児の演奏があったり、お遊戯会もミュージカルっぽかったり・・・。
どの先生もピアノが上手でクシコスポストを弾いてくれたりしました。

ある日、今日は外国からお客様がみえるとのこと。
それがアッリーゴ・ポーラ先生でした。初めて間近で見た外国人だったと思います。
記憶はおぼろげですがサンタ・ルチアオー・ソレ・ミオをイタリア語で歌ったような・・・。
楽譜の歌詞にカタカナがふってあったので、なんちゃってイタリア語に聴こえたでしょうね(笑)
でも、実は今でもなんちゃってイタリア語で歌えたりします。雀百まで踊り忘れず?(笑)

・・・・・と、探してみたら写真発見!!
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  アッリーゴ・ポーラ先生を囲んで。
  スキャナーなくてボケボケの写真ですけど・・・。
  ↑私も映っております(ぽりぽり)
  なんか時代を物語るモノクロ写真(爆)

  世界のパヴァロッティとの思わぬ接点。
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         こちらはちょっと見つけた
         「パバロッティ」という名のバラ
         ご冥福を心からお祈りいたします。
   
    
by british-green | 2007-09-08 22:13 | 日々の出来事