2014年 11月 03日
天空からの眺め
日光や那須辺りでは紅葉が見ごろ、夫が「紅葉は絶対混んでるから」と言うので
開業からずいぶん経つのに、まだ行ってなかったスカイツリーへ。
足利からは東武の急行・りょうもう号で1本、1時間ちょっとで行けるのです。
車内アナウンスでも、窓から見えると放送されます。
着いたのがお昼頃、まずは展望台への当日整理券をもらいます。
この時点で15時~という時間帯。3時間ほどあるのでソラマチ探検へ。
取りあえずお昼ご飯、ですがどこもかしこも長蛇の列!
紅葉見物より混んでるじゃん!(爆)もう、マックでもいいかも・・・。
と、ここで夫が「ココ、ビール飲める」テレビ局公式ショップの一画にある
Tree Village Cafeでホットドッグ、と夫のおつまみ唐揚げ。
で、夜のオサレなディナーを予約しておくことにしました。
夫がお店を見て決めたいというので、30階・31階へ専用エレベーターで。
展望台までの2時間弱、水族館かプラネタリウムかなぁ?
水族館はけっこう歩かなくちゃなので、7階まで下りてプラネタリウムへ。
2作品を交代で、私たちは14時からの「富士の星暦」を観ました。
ご飯の後、場内暗いしリクライニングだし・・・半分寝ちゃった(笑)
夫は、終わって私がシートを起こした音で目が覚めました(爆)
始まる前に化粧室から戻ったら、ちゃっかりまたビール飲んでるからだよ~。
この日は、半袖の人多いくらい気温が上がりました。
余計に人出も多かったんでしょうね。
15時~の集合場所に行くと、空いててスイスイとチケット売り場まで。
4基ある天空シャトル(エレベーター)で展望デッキへ。
それぞれ四季を表す内装になっていて、これは「秋」祭の空。
わずか50秒弱で着いてしまいます!
このガイドで、柱番号からどの方角の景色が見えるのか判ります。
眼下に見えるはアサヒビールのビル。ちょっと霞がかってました。
その向こうに、は東京ドームや上野公園の森が見えます。
都庁辺りになると、ちょっとぼやけて見える感じ。富士山もこの方角です。
こちらは男体山や赤城山が見える方角。
スタンディングスタイルのカフェで、カフェオレとスカイツリーソフト。
背高ノッポは影も長~~~い!ジオラマみたいで、見ていて飽きません。
展望デッキは3層になっていて、その最上階が到着フロア。
2階分エスカレーターで下り、帰りはそこからエレベータに乗ります。
お帰りロビーのガラス床、ドキドキしちゃう(笑)
帰りのエレベーターは「夏」隅田川の空。江戸切子硝子でできてます。
ソラマチを見てたんだけど、人が多すぎでちょっと外に出ました。
17時半頃ライトアップ、この色は 美意識「雅」
レストランに向かう途中、栃木県のアンテナショップとちまるショップへ。
ココワインも置いてありました。パンフの類もなかなかの充実。
予約したのはソラマチ31階、ラ・ソラシドフードリレーションレストラン。
山形・鶴岡の名店、アルケッチャーノの奥田政行シェフがフードプロデュース。
「口内調理」という理論で、コースを食べても塩分わずか4gらしいです。
ボリューム少な目の ソラ・コースをお願いしました。
まずは、ブリとイサキ・セロリのカルパッチョ。
ブリをオリーブオイルと塩でというのは初めて、美味しい~。
しっとりと火を入れた川俣軍鶏のフィレ肉とそのコンソメジュレ季節の野菜と共に。
軍鶏はしっかりした食感というイメージでしたが、柔らかでホントにしっとり。
温度管理がポイントなんですって。安納芋とも良く合います。
ビールに続いて、夫はシャルドネ。私は山形らしくリンゴジュース。
日本海の赤えびのリゾット。
お刺身なるような海老、甘くて美味しいです。リゾットと言ってもチーズを
使ってないのであっさり。焼き目が香ばしいこと。
秋鮭のルイベのカリカリ焼きといくら、オレンジのサラダ。
カリカリ部分がとても美味しゅうございます。オレンジ×お肉が多いけど
鮭も脂がのってるので、オレンジの酸味が良く合います。
ジャンボマッシュルームとどろ豚のオーブン焼き。
どろ豚は北海道の元気な放牧豚、これでマッシュルーム1/4の大きさ。
トマトソースの酸味と旨味が良いですね~。
お席からは、ちょっと見上げると美しいタワーが見えます。
サービスの男性、同年代にちょっと上、少し若い方と何人か付きましたが
予約の時に、帰りの電車の時間を告げて予約時間を相談したところ
その話が行きわたっていて、「どちらまでお帰りですか?から始まり
足利の話などを、お料理の説明の邪魔にならずに話しかけてくれます。
1人は学生時代6年ほど、お隣・桐生で暮らしたと言って話が盛り上がりました。
「ここで桐生の話ができるとは思いませんでした」と、今は岩手で働き
3日前から出向で来た彼とは、ことのほか話が弾みました。
夫はカベルネ・ソーヴィニィヨンを。
新烏賊とズッキーニ カラスミのスパゲティ。
イカが柔らか~い!生のズッキーニも美味しいです。
自家製のローズマリーのフォカッチャ。ほんのり温か。
お口直しは青柚子のソルベ。
ソムリエナイフが有名なフランス・ラギオールのナイフがセットされました。
フォルムがとっても綺麗。
北海道産 えぞ鹿のローストと辛い栗。
ジビエの季節ですものね。鹿が苦手な人は飛騨牛もありますが2人とも鹿で。
なんてきれいなロゼ色!ジューシーで、良い頃合いに熟成されてます。
シンプルに塩で頂きます。とても美味しいお肉でした。
コーヒーor紅茶と、デザートは4種類の中から選びます。
散々迷って夫が選んだのは 漆のいんげん豆のモンブラン。
うるしという地名の場所で採れるいんげん豆、さやごと食べられます。
これは甘露煮にしてあります。栗のクリームなのでモンブラン。
私は焦がしキャラメルのエクレアと塩アイス。
ほろ苦のエクレア、香ばしいキャラメルの香りとけっこう「塩」なアイス。
どちらも「大人のデザート」といった感じです。
写真はありませんが「帰りの電車でどうぞ」と自家製のマカロンをお土産に
もらいました。帰り際「電車に合わせ、少しだけ早めにお出ししました」
とても気持ちのいい接客で、いっそう美味しいディナーになりました。
また行きたいお店です。ランチも行ってみたいわ!
31階からの夜景、これから空気が澄んで、ますます夜景が煌めきますね。
帰りもりょうもう号で、家に着いたら22時でした。
by british-green
| 2014-11-03 23:18
| 大人の遠足