2014年 06月 12日
玉川・2014・春 ~3日目~
もう最終日、この日も早朝岩盤浴に出かけました。
前日より30分早く起き、5時には遊歩道入口に到着!
やはり外気温は4℃、冬支度で臨みます。
すでに先客あり。中で寝ている方が判りますか?
お宿には長靴が常備、この日は私とYちゃんも借りてきました。
夫たちは前日も借り、「絶対あったかいから履いた方が良い」と言うのです。確かに!
今回はテントのお陰で、たっぷり岩盤浴が出来ました。お天気にも恵まれたしね。
お宿に戻って最後のお風呂、飲泉も欠かさずに。
長旅になりますので、この日は和食にしました。玄米を頂きます。
ビタミンもたっぷり取りましょう。
9時半過ぎにお宿を出発。鹿角まで北上して高速に乗ります。
生憎のお天気で、小雨がぱらついてきました。岩手山頂も隠れています。
思ったほどの渋滞もなく、順調に13時半頃に塩竈に到着!
寿司の街・塩竈、名店揃いですが、今回は初めての丸長寿司へ。
すし哲としらはた、すでに行った2店は兄弟店なので同じような感じ、同じように旨い。
岩牡蠣があるとなれば外せません。濃厚でクリーミー、美味しい~!
どのお寿司にももれなく付くようで、茶碗蒸しと
海老の頭のお吸い物。海老の出汁、お吸い物でもお味噌汁でも美味しいですよね。
マグロ大好きなKさんは、マグロ尽くしを。
3人はおまかせ握りにしました。季節物で、さより・しゃこ・白魚が入っています。
海老は頭を別にしてあって、濃厚なミソも味わえます。あ~~~美味しい!!!
丸長寿司の近くに、仙石線の本塩釜駅があります。津波がココまできた印。
駅前のコインパーキングに止め、電車で松島へ向かいます。
以前、やはり帰り道に行ったのですが、まだ見ていない所へ行きたくて。
その時はえっらい渋滞で、しかもずいぶん手前の駐車場しかなくて、延々歩いて(涙)
塩竈から車で行けば、どれだけ時間が掛かるやら・・・。
丸長寿司の若大将にも、それを話したら良いアイデアと言われました。
船で遊覧しながら行く方法もあるよと言われたけど、もう松島巡りはしちゃったし。
なんと10分で着きました!これもトライシクル、観光地では増えましたね。
松島海岸駅からは歩いて、瑞巌寺のお隣 円通院へ。
臨済宗妙心寺派のお寺さん、伊達政宗の嫡孫・光宗の霊廟にあたります。
お庭が美しいお寺です。モミジの青葉が美しく、紅葉はさぞかし綺麗なことでしょう。
向こうに見えるのが山門、切妻造茅葺の薬医門。
生憎雨が降り出しましたが、それもまた樹々の青葉をいっそう鮮やかに。
ガイドさんは「支倉常晴」という名札を下げてらしたのですが・・・?
支倉常長の子孫ではなさそう(笑)巧みなお話で、思わず耳を傾けました(笑)
こちらが本堂。寄棟造萱葺で、禅寺らしい落ち着いたたたずまい。
御本尊は、室町時代の秀作・聖観世音菩薩坐像(常晴さんの受け売り)
なんでも、秋に公開の映画「蜩ノ記(ひぐらしのき)」のロケで、岡田准一が来たそう。
この行列は何かというと、こちらでは有料で好きなお数珠が作れるのです。
30分程、天然石はちゃんと説明し、作り方も指導してくれるそうです。
予約はせず、当日申し込むだけで大丈夫。
私たちも作りたかったのに、夫たちは却下。ちぇっ、つまんないの(爆)
Yちゃんと「こういうのは女同士でこないとダメだね~」(笑)
樹齢700年以上のイチイ科のオンコ・傘になりそうなほど大きな秋田蕗。
造花のような椿・ちょっと妖しげな、しかも有毒のまむし草。
支倉常長が持ち帰った、西洋バラ。境内奥の光宗公の霊廟・三慧殿にある厨子には
常長がローマを訪れた証しとしてバラが、フィレンツェを訪れた証しとして水仙が
2つの都市を表す花が描かれていると伝わっています。
そのバラにちなんで、円通院にはバラ園があるのです。お寺にって珍しい。
海岸沿いの小島に建つ、五大堂に向かいます。
坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まりとされています。
五大堂という名は、五大明王像を安置してあることから。今は瑞巌寺の管理下だそう。
小島に亘るには、橋を渡らねばなりません。すかし橋がここに1カ所。
そしてもう1カ所。江戸中期には、すでに すかし橋 の記録があったそうです。
島全体が聖域とされ、五大堂へ行く際に足元を見て気を引き締めるために造られたと
言われています。足元に目をやると、海面が見えるのです。
縦板は後からでしょうね。でも気を付けないとすれ違いにも気を使います。
小学生男子が、おしゃべりしながら後ろ向きで歩き、案の定隙間に足を(笑)
お母さんにかなり怒られてました(苦笑)
今のお堂は伊達正宗によって再建されたもlの。松島の絶景が広がります。
松島海岸駅に戻る道すがら、良いもの見つけちゃった!
笹かまぼこの手焼き体験。ちょっと焦げ目を付けた方が、香ばしくて美味しいかも。
Yちゃんが買ってくれたお豆腐揚げかまぼこも、フワフワで美味しゅうございました。
本塩釜まで電車で戻り(ラッシュ並みの混雑!)家路をたどります。
17時半過ぎに出発して、渋滞もなく順調に最後の目的地へ。
旅の最後はやはり、米沢で米沢牛を食べる!なのです(笑)
塩竈から2時間ほどで着きました。こちらは以前、1時間以上待ちと言われて諦めたお店。
お肉屋さんの2階で米沢牛を頂きます。
とろけるような米沢牛の握り。1人1貫でも満足!
お肉を選んで、ご飯セットを付けました。ご飯とお味噌汁の他に、これが付きます。
オニオンベースのタレやポン酢の他に、カラーペッパーとヒマラヤの岩塩。
自分で塩胡椒を作ります。この岩塩はおろし金ごとお土産にしてくれます。
「ウチ、2家族なんです」と言ったら、店長さんがもう1セットくれました!
本日のおススメ! 赤身のお肉です。ヒレとどっちがおススメ?と聞いたら
「間違いなく赤身の方です」と店長さんのお墨付き。お肉らしい味で、私は好き!
一番美味しかったのは、やはり塩胡椒で食べたのでした。シンプルが1番!
食事をすると、1階のお肉屋さんでのお買い物が割引になるというのです。
米沢牛のハンバーグを買ってきました。それも美味しかったです。
米沢を出たのが20時半頃、この後も渋滞にかからずに順調に走れました。
我が家へ付いてまもなく日付が変わりました。こんなに早い帰宅は初めてかも。
今回は、何より岩盤浴が充実でした。最終日だけ、ちょっと傘を差しましたけど
お天気にも恵まれた方です。岩盤浴以外の部分も充実、楽しい旅でした!
お付き合いありがとうございました。次は8月、夏の玉川です。
by british-green
| 2014-06-12 22:14
| 旅は道連れ