メトロマニラ ~2日目 in the morning~

結局寝たのは深夜2時半過ぎ、8時に1階で朝食ということになっています。

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お部屋は9階、何度も来ている夫ですが、まだこのプールで泳いだことはないそう。

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館内にいくつかあるレストラン、カジュアルなカフェレストラン・ジープニー。

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ビュッフェスタイルですが、目の前で調理してくれるものもあります。

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席に着くとすぐにコーヒーがサービスされます。
卵料理は女性のコックさんがお好みで作ってくれます。この日は具入りオムレツ。
何種類かある具材も好きなものを選べます。

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迷ったのですが(笑)この日はクロワッサンとパンケーキ、フレンチトーストを。

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サラダとトマトの詰め物。あっさりで美味しゅうございました。
串はタンドリーチキン。ポテト、ケチャップと日本だとマスタードとかなんですけど
フィリピンではマンゴチャツネが置いてありました。基本、甘い味が多いのです。

ドリンクバーにはミルク・マンゴージュース・アップルジュース、そしてスイカジュース。


レストランには未来に希望財団の面々も。一緒に朝ご飯を頂きました。
今回、全てアテンドしてくれたのは、トニー・ジョセフ・エルマ・リロ。

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インターコンチネンタル・ホテルのあるのは、メトロマニラのマカティ市。
フィリピンのウォール街といわれる、副都心でもあります。
シティ・バンクや企業、ホテルなど高層ビルが立ち並び、比較的安全で安心な地域。

車に分乗して、午前中は今回の旅の目的である小学校の視察に向かいます。

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少し走ると高層ビルから雑多な街並みに。(街の様子は全て車窓から)

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こういう家並みのすぐ横に、お洒落なビルがあったりもします。

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パラソルの下では野菜などを売っています。
よく見かけるトライしクル、自転車やバイクにサイドカーを付けた市民の足。
バイクの後ろに2人くらい乗ってるのも珍しくありません。15ペソ(30円くらい)

けっこうな交通量の道ですが、この母娘のようにみんな平気で横断しています。

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フィリピンはキリスト教国ですので、美しい教会があちこちにあります。

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ホテルを出て小1時間ほど走り、広い道からわき道に入ります。
まだここは舗装の道。道路沿いに、果物などを売っているお店。

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緩い坂道を上っていくと、もう舗装ではなくなります。
ここはスナック菓子などを売っていますが、よく見ると鉄格子越しの商い。
たぶんですが、盗られないようになんだと思います。

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わき道に入ってからもずいぶん走りました。ここはダンプサイト、ゴミ捨て場です。
かなり広大ですが、いっぱいになってしまったので今は別の場所に移転。
ですがゴミはそのまま。ゴミそのもので山になっている状態です。

フィリピンでは分別ということはしないようで、雑多なものが集まっています。
ゴミではありますが、貧しい人たちにとってはお宝の山。
缶やビン、鉄くずなど換金できるものを拾うのは、主に子供たちの仕事。

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ゴミ捨て場から程近いところにある小学校が目的地。
ケソン市のピントンブカウェという場所です。屋根の下でバスケットボールをする子供たち。

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ここは集会などをする場所かな?ステージがあります。

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1階2階、それぞれ3つの教室がある校舎。韓国のプロジェクトで建てられたそうです。
ここの学校には500人ほどの生徒が通っているそう。

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廊下の壁に九九が1段ずつ張られていました。×0と×10まで書いてあります。

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ここが教室、日本とそう広さは変わらないように思いますが、1クラス60~70人。
でも机ではなく、椅子に備え付けの小さなテーブルなので座れてしまうんでしょうね。

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教科書は個人のものではなく、学校に保管。貴重なもので皆で使うんでしょうね。

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ここの小学校は、学力的にはやっと英語が読めるかどうかくらいだとか。
公用語は英語ですが、フィリピン語しか話せない人も大勢います。

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驚いたのは、各教室の隅にトイレがあったこと!囲われてドアもありますが
囲いは天井までないし、臭いも音も筒抜けですよ。

しかも便座はないし、もちろん水洗ではないないので、流す水を入れる容器。


水道は引かれていません。途中で給水車を見かけましたが、飲料水は買うそうです。
井戸はありますが、長年堆積したゴミの下ですので、とても飲める代物ではないし
その井戸も水の量はたかが知れています。

この学校に通う子供たちは、飲み水とトイレ用の水を持って、2時間山道を歩き
勉強しに来ているそうです。授業は午前・午後と2部制になっていますが
両方出る子もいて、お弁当を持ってきたりしています。
ですが、そのお弁当(お米)がない子もいて、昼休みはボーっと過ごしているとか。

それでも学びたいというのです!日本の子供は恵まれすぎ!!!、

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校舎の前の空き地には、野菜なのかな?畑のようなものがありました。
その奥で何か収穫しています。

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黄色いパプリカのようなのはカシューナットの実。
実だけ撮ってたら、エルマがボクも一緒に撮ってって(笑)

ヘタのように見えるところが種子、それを割るとあのカシューナッツが出てきます。
黄色い果肉はカシューアップルとも言われ、生食やジャムなどにもするそうです。
袋に詰めてたら、重みで果汁が浸み出るほどの多汁質なのです。

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エルマが「ジャックフルーツがあるから来てごらん」と呼んでます。

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「ドリアン?」「違うよ、ジャックフルーツだよ」

スゴク甘い匂いがして、スゴク甘いんだよ、としきりに言うのです。
ジャックフルーツ、この日の夜に食べさせてもらいました。
瑞々しいというのではなく、ちょっとねっとり、初めての食感でいかにも南国という感じ。

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この女性が校長先生、「急だからこんな恰好で」女性は万国共通ですね(笑)

この学校で一番困っているのは、飲料水と栄養状態とのこと。

ダンプサイトの近く、アフリカのように井戸を掘って水が出ればバンザ~イ!とはいかず
遠く離れた場所から綺麗な水を引く、つまり水道という方法が考えられます。
ですが遠距離で水道管を地中に通すと、トラブルがあったときの補修も大変
補修がしやすい地上を通せば、十中八九、途中で穴を開けて水を持って行く人が
多数出てくるであろうというのです。

栄養状態は給食というシステムが考えられます。
これも安定した材料の供給、衛生面、設備をどこに建てるのか。
仮に給食にして、その為に学校に来る子供が増えるのは良いことだけれど
家族も貧しいので、食事を貰おうと家族が来たり、家族の為に持ち帰る子も出てきて
それもまた、大きな大きな課題ではあるのです。

1クラブでは出来ないことだし、複数、あるいは地区単位での計画、それも長期に亘り
一度始めれば責任を持って支援しなければいけないので、すぐという訳にはいきません。

たくさんの大きな課題を抱えて、この日は学校を後にしました。



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学校のすぐ前、遠くから通うには道もよくありませんし、子供たちは裸足か良くて
ゴム草履、ビーチサンダルのようなもので片道2時間歩いてくるのです。

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野菜売りのおじさん、売っていたのはインゲン。それも60cmくらいの長さ!
エルマは農園を持っているのですが、おじさんの為にと買い上げていました。


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また同じ道を下っていきます。ダンプサイト、ゴミ捨て場には柵がありますが
その気になればどこからでも入れます。お宝探しの子供たちはビーサンですから
足を怪我して破傷風で亡くなる子もいるのだそうです。

メタンガスも出ていますし、住環境としては良くありませんよね。

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野菜や果物、地べたに置いてあります(苦笑)
外はけっこう暑いです。30度以上ありますけど、腐らないのかしら?

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ここはジュースなんかを売っていて、座って飲めるようになっています。
「RC]はフィリピンのコーラの会社のようです。

お昼になりました。ランチはイタリアンだとか言ってます。
ノンビリした郊外から、車だらけの市街地に戻りました。
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by british-green | 2014-05-17 15:57 | 旅は道連れ