2014年 04月 25日
未来に希望
続けてきました。大変お世話になっている内科医N先生がその中心。
最初は少人数で医療支援のみだったようですが、近年は参加人数も増えてきて
夫も入った年から参加しております。高校生インタークラブも先生と共に参加し
向こうの高校生と交流を深めてきました。
ロータリークラブの活動は『奉仕』がその大きな柱となっています。
こころみ学園でのカレー例会や花火の後の清掃、少年野球大会の開催などの
「社会奉仕」これには石巻支援も含まれると思います。
そして世界中にロータリークラブは存在し、その交流をも含む「国際奉仕」があります。
途上国や災害を受けた国への支援、どこのクラブもいろいろ活動しています。
同じようにフィリピンに医療支援しているクラブもきっとあるでしょう。
フィリピンは、1割の富裕層と9割の貧困層の国と言われています。
医療奉仕はマニラからバスで北へ3時間ほど、パンパンガ州で行われます。
N先生を中心に、軍医さんや地元ロータリアンの協力も大きな力となっています。
普段は医者に罹れないような人たち、年1回のこの時が唯一の治療だというのです。
子供にはまず、ジュースに混ぜて全員に虫下しのお薬を飲んでもらいます。
歯の治療は次がない場合がほとんどなので、抜歯が多いんだとか。
医療に携われない夫たちや高校生たちは、子供の相手。一緒にオリガミしたり。
医療奉仕は1日だけなのですが、その他にクラブで設立の「未来に希望財団」で
図書館を作りました。財団の実質運営は現地の方にお願いしていますので
クラブでは図書費を支援、識字率向上に役立ててもらっています。
健やかな育成を目的とした、少年野球チームの設立と技術指導なども。
女性の自立支援施設へも、ずいぶん前からサポートしてきました。
『HAVEN(ヘイブン)』は育児放棄や虐待などにより、家庭内で犠牲になった
女子や少女のための自立支援施設で、ここへはミシンやオーブンなどを寄贈して
きました。オーブンで作るクッキーは、この施設の重要プログラムになっているそうです。
夫が買ってきたクッキー、美味しかったですよ。
一緒に行く高校生インターアクトクラブの子たちは、壊れてしまった車椅子を修繕し
フィリピンの社会福祉開発省を通じて、身体の不自由な方への車椅子の寄贈を
継続してきました。継続は力なりです。
ここ最近、この高校生たちも一緒に進めているプロジェクトがマングローブの植樹。
自然災害や開発によるマングローブの森の消滅が深刻な問題となり、視察から始め
植樹活動が加わりました。継続している活動に加え、フィリピンの状況に合わせて
新しい活動がこれからも増えることになるかもしれませんね。
活動の中心のN先生は、私の主治医S先生のこともよくご存じで、私とS先生との
会話にN先生が登場することもあります。
年の1度のこの大きな活動の他に、何度かフィリピンに行ってらっしゃるそうです。
今回も次のステップに向けての視察、未来に希望財団の方とのミーティング等で
N先生と夫、もう一人Sさんがフィリピンに行くことになりました。
先生の奥様M子さんも同行されます。N先生が「さっちゃんも行こうよ~!」と
誘ってくださったので、ご一緒させて頂くことにしました。
という訳で、今日の午後に足利を出発、夜の便でフィリピンに行ってきます!
日曜の夜には戻るので実動1日半ほどですが、初めてのフィリピンが楽しみ!
それでは行ってきます♪
by british-green
| 2014-04-25 10:54
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