2014年 04月 15日
花冷え
足利市内も見所はたくさんあり、車を走らせていても随所で楽しめます。
せっかくなので、ちょっと遠出をしてお花見してみましょう。
久しぶりに笠間へ。家を出たのがお昼をまわった頃、高速なら1時間ちょっとですが
夫が下道で行こうと言います。運転するのは私じゃないからいいんだけどね(笑)
国道50号を東へ、小山の工業団地の桜も満開です。
神社・学校にはもれなく桜ですが、工場もたいてい桜が植えてあるんですよね~。
途中、ものすごい空模様!まるで嵐がきそうです。竜巻でもおかしくないわ。
茨城に入って、下館辺りだったかなぁ・・・?道沿いに『桜まつり』の立て札。
行ってみました。ここも満開でキレイですが、雨が降り出して人もまばら。
車窓からのお花見♪
更に東へ。出雲大社常陸を過ぎ、笠間の街へ入る鳥居にやっと着きました。
笠間は佐伯山と愛宕山が桜の名所。佐伯山はツツジも綺麗で、見たことがあります。
佐伯山、といっても小さな山ですが、桜が満開でキレイです。
ですが・・・外気温が、なんと9℃!寒いし雨も降ってて、ここも車窓から。
ぐるっと周って来ると、笠間日動美術館の側にでます。
しばらく見てないなぁ、日動美術館。しばらくぶりにみたら、建物綺麗になってます。
これまた久しぶりに、笠間稲荷へ行ってみましょう。夫はお稲荷さん食べたいそう(笑)
参道を歩きます。神具を扱うお店も神社の門前ならでは。
3時をとうに過ぎ、寒いのもあってあまり参拝客もいません。
門前通りから仲見世、水仙がたくさん飾ってあって綺麗です。
立派な楼門をくぐると拝殿があり、その奥の本殿は江戸時代末期のもの。
本殿は国の重要文化財に指定されています。
伏見稲荷・豊川稲荷とともに、日本三大稲荷といわれる笠間稲荷神社。
境内には見事な藤棚、秋には大規模な菊花まつりが開かれます。
本殿のそのまた奥にある、笠間稲荷美術館に行ってみました。ここは初めて。
枝垂れ桜が1本、なかなか風情があります。正倉院を模した高床式の建物。
笠間焼に影響を与えたという中世六古窯(信楽・常滑・瀬戸・越前・丹波・備前)の
古陶器が展示されています。古来、陶器は生活の必需品だったのですね。
さて夫希望のお稲荷さん、夕方近くで売り切れのお店がほとんどでしたが
こちらの二ッ木で買うことができました。
注文してから詰めてくれます。私たちのような人がけっこういて、次々にお客さんが。
お稲荷さんだけのをお願いしました。
お腹空いてて、車に戻ってさっそく1つずつ(笑)ちょっとボケてますね。
黒糖を使ってあるのかな?色も濃くてちょっと甘め、中にクルミが入っています。
笠間稲荷の周りには昔、胡桃の密林があり、それにちなんで別名・胡桃下神社といい
門前のお稲荷さんには胡桃が入っているのです。とっても合って美味しいですよ。
さて、実はブランチの後何も食べてなくて、お稲荷さんをつまみ食いしたあとですが
お腹が空いたし温かいものが食べたくて、日動美術館傍の「桃喜楼」へ。
ここは稲庭うどんを食べさせてくれます。昔、日動美術館に来た時にも寄ったので
ずいぶん古くからあるお店です。4時半過ぎ、さすがに貸し切りです(笑)
私は天せいろの温か。温かい時点で「せいろ」じゃないと思うんですけど(笑)
北関東仕様で、ちょっとつゆが濃いめ。本場秋田の方が薄味です。
夫は木の子いろいろつけ汁うどん。熱々のつゆに冷たい麺。
きのこがたっぷりで食べ応えがありました。
なんと、サービスでコーヒーを頂いてしまいました。この笠間焼も素敵。
帰りも国道50号で帰ります。笠間の西、岩瀬の駅前から延びる道が桜並木♪
ふっと通りすがりに目に入り、Uターンして車窓からのお花見♪
寒いお花見は1日中車窓からとなりました。どこも綺麗でした。
行きに目に留まったので寄ってみました。茨城の桜川市にあります。
合併で新しく出来た市、おとなりも同じく新しい市で筑西市、どうも馴染みがありません。
ここはスーパー銭湯で温泉じゃないの。人工の高濃度炭酸泉がウリです。
露天もないし、内湯も少ない割には料金高くて、休日100円増し800円!
温泉でもっと安い所がたくさんあるので、ちょっとがっかりでした・・・。
早目の夕ご飯を、けっこうしっかり食べちゃったので自宅に戻りました。
残りのお稲荷さんを美味しく頂きました。
by british-green
| 2014-04-15 23:33
| 大人の遠足