2013年 03月 03日
灯りをつけましょ雪洞に~♪ 2013
今年もしばらくお出まし予定の、半世紀を過ぎたお雛様。そして1世紀を越えた
緋毛氈代わりの祖母の形見の紅絹(もみ)は祖母の長襦袢の残り。
さすがにあちこち傷みがあって、右大臣・左大臣の背中の矢と仕丁の立傘が取れて
夫に付けてもらいました。近くで見ると、粗が目立ちます(苦笑)
いつの間にか増えた豆雛は、お内裏様とお雛様の位置がばらばら。
京都のお雛様は違うんですね~雅だわ京雛。これらは2階の居間に飾ってあります。
3階の自室に飾ったもの。どれも京都仕様、向かって左にお雛様。
成田空港のお土産物屋で目が合ってしまった(笑)お雛様。
義父母も揃って、お雛祭りの夕餉。白ワインにあうものをいくつか。
パセリ入りマッシュポテトを生ハムで巻いたもの。簡単で美味しいのです。
鯛のお刺身をサラダ仕立てにしました。ケッパーの代わりにオリーブを刻んだものを。
サクランボのドレッシング、甘酸っぱいのが鯛に合います。
以前、小鞠ちゃんに教えて頂いた、菜の花とカニカマのマヨ和え。
我が家ではずっとキュウリと合わせていたカニカマ、菜の花の微かな苦みに合います。
そうそう、雛あられも忘れずに。これは甘くないあられ、お酒にも合います。
春を天ぷらにしてみました。タラの芽・筍・ふきのとう。山椒塩が美味しいの。
ふきのとうが人気でした。春の恵みのほろ苦さは、冬を耐えてきた証し。
今年のお寿司は、鯛とサーモンのてまり寿司とふくさ寿司。
てまり寿司の酢飯は酢を控えめに、梅ごまと大葉を刻んで混ぜました。
道明寺の桜餅と、イチゴは地元とちおとめではなく、熊本のひのしずく。
お雛様は子供を厄災から守ると言われています。
亡き父が初節句に選んでくれたお雛様、大人になっても『子供』である私を守ってくれ
父の想いを叶えてくれているのかもしれません。大切にずっと飾り続けましょ!
by british-green
| 2013-03-03 22:18
| 季節の彩り