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ドラゴンタトゥーの女

昨秋くらいから、映画館で予告編を観ていました。
ツェッペリンの「移民の歌」とスタイリッシュな映像に、膨らむ期待感!

     わ~~~ん、面白い!!!

スウェーデンのベストセラー『ミレニアム』三部作の第1部、舞台は白夜のスウェーデンです。
ダークでスタイリッシュなところが、いかにもデヴィッド・フィンチャー作品。
『セブン』とか『ゾディアック』がOKなら、これはもっと楽しめるはず!

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007が熱血の雑誌編集長。共同経営者とは大人の関係。
彼女には夫がいますが、彼はバツ一で難しい年頃の娘がいます。

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月刊誌「ミレニアム」のミカエル、大物実業家の不正を暴くジャーナリストなのです。
裁判では名誉棄損の有罪判決、失意の中ミカエルを訪ねてきた人物が。

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同族が要職を占める大財閥会長のヘンリックから、40年前に起こった一族の
失踪事件の調査でした。ヘンリックにはオスカーおめでとう!のクリストファー・プラマー。

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事件に興味を持ったミカエルは、現地に泊まり込んで調査を開始。
手助けをしてくれる、天才ハッカーのリスベットにリサーチ協力を求めます。

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幼い頃虐待を受けたリスベット、訳あって成人後も後見人が付きます。
信頼していた後見人が倒れ、後釜のコイツがとんでもない奴なのです。
リスベットちゃん、最後は黙っちゃいません。きっちり落とし前をつけるのですが
この細身のどこに?と思うほど、タフでカッコイイ~!

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身の危険を感じながらも、次第に信頼関係を深めていきます。
孤独だったリスベットに、初めて出来た「友人」でもありました。

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携帯も繋がらない陸の孤島、周りは誰もが怪しそうな一族。
謎を解いていくうちに、驚愕の真実が見えてきます。




も~う、何といってもオープニングタイトルがカッコイイ!!!
移民の歌のPVみたいです。ダークでスタイリッシュ、まさにフィンチャーでした。
そしてリスベットを演じたルーニー・マーラが、とんでもなくチャーミングなのです!
素顔は楚々としたお嬢さんなのに、映画では別人でした。ピアスも実際に開けたそう。

何しろ登場人物が多く、複雑に絡み合った人間関係でしかも北欧の馴染みのない名前。
現在と過去、失踪事件がとんでもない展開を迎えるのでハラハラドキドキ!
2時間半を超える作品ですが、だれることなく時間の長さを感じさせません。

レイティングが付いています。R-15。エロよりもグロの方が強いかな?
私的にはモザイクいらないと思うんだけどな。
若い時のヘンリック役でお久しぶりのジュリアン・サンズだとか、
スウェーデンといえばこの人のステラン・スカルスガルドだとか、
リスベットの上司で大好きなゴラン・ヴィシュニックだとか、好きな俳優ばかり。

第2部・第3部とお話はもっと面白くなりそうなので、是非お願いしたいところです。
by british-green | 2012-03-14 23:01 | CINEMA