たとえ小さな光でも

有り難いことに、この1週間は計画停電が回避され、明日も実施されないとのこと。
晩ご飯を明るいところで食べられるって素敵!やっぱり美味しく感じます。

c0127460_14534388.jpg

最近の我が家の内玄関、こんな一画が出来ました。
義父母、夫、私とそれぞれが小さな懐中電灯は持ってるけど、この大きなのは助かります。
小さなロウソク立てとロウソクは神棚用にあったもの。
燭台はむか~し昔、飛騨高山でお土産に買ったものです。手持ちなので便利!
一緒に買った紅い和ろうそくは、震災当日の停電に任務を完了しました。
唯一、長ロウソクだけが今回の計画停電のために新たに購入したものです。


糸井重里氏のほぼ日刊イトイ新聞が好きで、ほぼ毎日訪れています。
28日の月曜日にこんなブログが紹介されていました。あちこちTwitterなどでも紹介されて
いるらしいので、すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

   被災地で医療活動をされた看護師さんのブログ

この方は東京のとある病院の救命センターから、被災地で不眠不休で頑張る医療スタッフを
サポートするために、被害が取り分け大きかった陸前高田市に配属されることになりました。

前日渡された資料の荷造りに必要なものの中に、財布やお金は不要と書かれていたそうです。
持って行っても使い道はない、食事や睡眠は確保出来ないと思う事、仮設トイレは被災者優先と。

他院のリーダーナースとして指揮をとる方からの挨拶では

『想像以上に現場は壮絶。甘い考えやボランティア精神の人はここでリタイアしてください。

現場ではどんな状況下においても絶対に泣かないこと。
私達は同情しに行くんじゃない。看護、医療を提供しに行く。
あなたたちが泣きたい気持ちなんかより現地の方々はどんなに泣きたいか。
こんなに裕福な東京医療チームの涙なんて現地の人には迷惑や嫌味だからね』

「へたれな私はもうこの時点でドヨーンとした思いでした」  と、彼女は書かれています。
確かに厳しい現場だったようです。でも、泣くなと言われても思わず泣いてしまった
彼女の優しい気持ちも、被災者に寄りそう気持ちも綴られています。
是非、できればゆっくりと読んでみてください。

彼女と同じように、やがて大きな希望の光となるように、最初の小さな灯りを灯すべく
最前線で頑張ってる大勢の方がいらっしゃることを、私たちは忘れてはいけないんだと思います。
小さな光は、見失わなければ必ず大きな希望の光に続くはず!
見失わないように、出来るだけのお手伝いをすることを、それぞれがそれぞれのやり方でね。



昨日は、先週半年ぶりに撮ったCTの結果を聞きに婦人科のS先生のところへ行ってきました。
お陰さまで再発はなし!1年前に傍大動脈にあった1cmまで大きくなって要経過観察のリンパ節
前回のCTでは元の大きさに戻り、たぶん高熱続きの時期だったので炎症のせいらしいと。
今回もリンパ節は再び大きくなることもなく、やはり炎症が原因だと確信できました。

「9年目かぁ・・・ホントによくここまで生き延びてきたよね」S先生に、しみじみ言われちゃった。
改めてこの8年間が、死と隣り合わせの年月であったことを思い知ります。

2人で笑いながら「年に2回もCT撮って、年に2回も玉川温泉に行って、報道されてる数値
なんて鼻で笑っちゃうよね」玉川温泉、微量の放射線で癌を治すというのがウリですもの。
乳児や小さな子供さんがいる家庭ならともかく、大人があまり大騒ぎするもんじゃありませんよね。

まもなく治療も9年目に入ります。たぶん、再発しない限りは抗がん剤治療をすることもないけど
手術の後遺症やわずかの不安と闘う日々は続いて行きます。
私にも、小さな光を見失いそうになったことがありました。少し大きくなった光が、また小さく儚げに
なったこともありました。でも、決して見失うまいと、頑張ってきたつもりです。
小さな光を、大きな希望へ支えてくれたS先生がいたから、きっと負けずにこれたんだと思います。

たとえ小さな光でも、どうぞ見失うことなく、全ての人に大きな希望の光が訪れますように!
[PR]
by british-green | 2011-03-30 22:28 | 日々の出来事