2007年 11月 04日
動物には勝てない
★シャーロットのおくりもの
蜘蛛もネズミも苦手なので、大丈夫かなぁ・・・と思ったのですが、全然OK!
とにかく子ブタのウィルバーがキュート!!!
最近のCG技術ってスゴイのねえ~!動物が話してるのがとっても自然に見えます。
これとか「ベイブ」(これもブタ)「レーシングストライプス」とか同じようにスゴイ!
ファンタジーだし、子供向きのお話が原作だし、ホンワカ楽しめます。
相変わらずダコタちゃんは上手いわ!こまっしゃくれたところが、すこしお姉ちゃんになって
ちょっと肩の力の抜け具合が、さすが名子役の名に相応しい演技です。
声優陣が、また豪華!蜘蛛のシャーロットにジュリア・ロバーツ。
馬はロバート・レッドフォード(さすが馬好き)ネズミにスティーヴ・ブシェミ。
牛にキャシー・ベイツという、なんとも贅沢な納屋の動物たち。
友情であるとか、みんなで育てる命だとか、愛が起こす奇跡だとか。
刺々しい現実の疲れを、こんなファンタジーでちょっと癒してみるのもいいかも!?
素直に育つウィルバーの愛らしさが、こちらをも素直な気持ちにさせてくれました。
でもやっぱり蜘蛛とネズミは苦手です(笑)
★名犬ラッシー
こちらは犬の名演技が際立つ作品です。幼い頃にTVで観た記憶が・・・。
TV版はアメリカが舞台だったような気がしますが、これは原作にほぼ忠実に作ったとか。
イングランドの景色が素晴らしいです!そしてラッシーの表情が絶品!!!
毛並みの美しさと、気品ある立ち振る舞い。う~ん、耳が痛い(爆)
ジョー役のジョナサン・メイソンくんが、いかにもイギリスの男の子!
ラッシーを手放さざるを得ない心の葛藤を、実に見事に演じています。
ラッシーって何となくオスだと思い込んでたんですけど、Ladyなのねん。
本来、ラッシー(Lassie)のLass=「若い女性」の意味があるそうです。
名優ピーター・オトゥールが作品を
引き締めていました。
お貴族様のラドリング公爵役を
優雅に演じていました。
ちょっとお茶目で、口は悪いけど
心根は優しい。
孫娘に対する愛情も深く
気品があります。
「トロイ」のときも見事な存在感でした。
ラッシーを演じたのは3匹のコリー。
でもほとんどのシーンを演じたのが
このメイソンというメスのコリー。
初めての映画出演で、それまでは
普通のペットだったそうです。
アニマル・トレーナーの力もさることながら
メイソンの賢さや順応性が際立ってました。
特にアップの表情が素晴らしかったです!
そしてラッシーの友達犬クリケット。
このオチビさんがまた芸達者!
ストーリーはベタなんですけど、感動的!!
涙腺ゆるみっぱなしでした。
犬たちの演技とスコットランドから
ヨークシャーへの風景だけでも観る価値あり!
by british-green
| 2007-11-04 20:36
| CINEMA