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古代蓮の里

7月最初の日曜日、数日前TVに写った景色に魅かれ、蓮の花を見に。

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利根川を渡り、埼玉県行田市へ向かいます。
蓮の花は午前中、午後には萎んでしまうらしいので少し早目に家を出ました。
カメラに収めたい人は、早朝から出かけると聞きます。

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TVの力ってスゴイのね~。近くまで行ったら大渋滞!
南北の道をちょっと曲がったところですが、その南北が両方とも長蛇の列!
信号変わってもほとんど動きません。私たちは途中の東西の道をそのまま越えて
ぐるっと周ってみました。田んぼの中なので、畦道や広い道路に路駐もいっぱい。

臨時駐車場見っけ!クリーンセンターの一画を無料開放しています。
ちょっと歩くけど、まだそんなに暑くないし。あのタワーの下まで歩きます。

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行田市の、ふるさと創生事業の一環として出来た公園 古代蓮の里
東京ドーム3個分の広さ、10万株の古代蓮があるそうです。

入るのも大渋滞でしたが、中も大混雑!入ったのが10時近く、すでに大勢の人。

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行田市の天然記念物・行田蓮(古代蓮)1400~3000年前の蓮。

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この近くで公共施設建設工事の際に、偶然出土した種子が自然発芽し甦り
池に開花しているのが発見されたんですって。

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地中深く眠っていた多くの蓮の実が出土した事、自然発芽して一斉に開花した事は
極めて珍しいことといわれています。

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深い深い眠りから覚めた蓮が現代に甦るなんて、なんてロマンチックなのかしら!

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蓮の花の寿命は4日間と言われています。1日目、やや開いていったん閉じます。
2日目はもう少し開いてまた閉じ、3日目開いて閉じ、4日目に開き切って散ります。

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真ん中にある水路の橋を渡り、奥の池まで。こちらもすごい人・人・人!

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これだけたくさんの蓮を見たのは初めてです。何だか極楽浄土のよう。

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奥の池には、オニバス(まだ早くて咲いてなかった)の池、水生植物の池、水鳥の池も。
これはアフリカ原産のミズカンナ。葉がカンナに似ているから。

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これはスイレン、蓮に比べるとちょっと地味に感じます。
少し暑くなってきました。スイレンの近くの東屋で休憩。持参の冷たいお茶で一服。

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タワーの有るのは古代蓮会館。その側にある世界の蓮園へ。
これはアメリカ白連(びゃくれん)。花弁が18~20枚、花径28cm程の一重の大型種。

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大洒錦(たいせいきん)花弁70~100枚の、八重咲きの大型種。

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剣舞蓮(けんまいれん)花弁は18~20の一重の大型種。

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漢蓮(かんれん)花弁数50~100枚の八重咲き種。花径3~8cm、我が国最小種。

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中国古代蓮、花弁24~26枚で、やや細めの花弁の一重咲き種。

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紅万々(こうまんまん)花弁100~120枚、花径27~39cmの一重咲きの大輪。

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カスピカム、花弁23~25枚花径24~26cmの一重の大型。ロシアの蓮です。


世界の蓮園の周りには、売店やテントのテナントが出ていて、蓮に関するものを販売。
「蓮の実おこわ」に魅かれて行ってみたら、すでに完売でした。
蓮の実ゼリーや蓮の実まんじゅうなど、あちこちで行列が出来ています。
朝ご飯食べずに来たので、うどん屋さん覗いたら、ここも満席で順番待ちも多数。

帰り道にうどん屋さんを見つけ、食べて帰って自宅着がちょうどお昼でした。
ずいぶん歩いたので、しっかりお昼寝しました。


開花時期は8月初旬まで。古代蓮に付いて学べ、展望台からは田んぼアートが見える
 古代蓮会館のみ有料です。古代蓮を見るだけなら無料です。
 駐車場は開花時期のみ有料となります。
by british-green | 2014-07-23 09:05 | 季節の彩り