2012年 12月 08日
10年目のすみれ~ず
ゆっくりと、美味しいものとおしゃべりを楽しもうと、京かのこでお昼を一緒に。
12時の予約でしたが、電車で来る方の都合もあって、早目にお部屋に案内してもらい
おしゃべりやらお土産交換やら(笑)にぎやかに再会を喜びました。
まずは全員絶賛の胡麻豆腐。胡麻豆腐とかかっている胡麻だれの風味が
微妙に違って、それがまた絶妙なのです。みんな1滴も残さずに(笑)
卯の花は、やはり家庭とは一味も二味も違った美味しさ。
季節の春菊の香りと、具だくさんの食感を楽しみました。
鯛とイカ、帆立にカニと豪華なお造り。散らしたザクロが見た目にも良いでしょう?
天かぶらと牡蠣のしんじょうの炊き合わせ。かぶらの甘いこと!
しんじょうにもお出汁が滲みていて、心まで温まりました。美味しい~~~!
「わぁ~♪」と歓声が上がった八寸。
銀だらの西京焼きも脂がイイ感じ。1粒の栗、1粒の牡蠣も深い味わいで満足。
焼きつくねに京人参の色も鮮やか。このさつま芋チップスも美味しゅうございました。
大きな土鍋ご飯は、百合根とおじゃこ。
ホクホクで甘い百合根とおじゃこの塩気、山椒の実のピリリとしたアクセント。
ちょうど良いおコゲも美味しくて、赤出汁と一緒に満足のご飯でした。
デザートは豆乳豆腐の黒みつ掛け。量も程よく。
10年前に、たった10日間ほど同室になった6人の友情がずっと続いています。
今でも6人が皆、あの毎日は楽しかった!というほど充実の入院生活でした。
10年経って、最年長のSさんは70代後半、この夏の初めにご主人を見送りました。
急だったのですが、告別式に残りの5人が集まれて、この日に繋がりました。
70代半ばになったOさん、数年前まで現役ナースで、今は毎日スイミングに。
何しろこの2人がお忙しい方で、スケジュール調整が大変でした(笑)
実親や義親を看取った人たち、資格を取って介護職に付いた人。
10年でそれぞれの人生に、いろいろな出来事がありました。
年齢もまちまちで、仕事もバラバラ。何の接点もなかった6人でした。
不思議なご縁で、10年経っても楽しい時間を過ごせることが嬉しいのです。
by british-green
| 2012-12-08 21:16
| 美味しい~!