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芸術の秋


お昼にココファームで食欲の秋を満喫した後は、午後の部・芸術の秋!
ロータリークラブの新しくお仲間になった方が陶芸家。
元々お仕事と二足のわらじだったのですが、リタイアされて今は陶芸一筋。
特別例会で陶芸教室というわけですが、家族の参加もOKとのことで行ってまいりました。

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こころみ学園が眼下に見える場所にある くん太窯。
希望者が何日かに分かれて挑戦です。一人2点作れるとのこと。
夫はご飯茶わんを作るようです。お向かいのAさんもご主人の大きめのご飯茶わんを。

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Sさんは少し経験があるというので、ろくろに挑戦しています。
先生がお手本を見せてくれた後なのですが、滑り出しはなかなか順調。

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夫の作品に先生のチェックが入っております。厚さを均等にするのが大事なんだそうです。

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これは私の途中経過。小鉢というか、縁高のお皿のようなものを作るつもりなんですが。

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夫は2作目、ビアカップを作るんだそうです。要領が解ると2作目はなかなかの出来。
この後、先生からカップのコツを教わりましたが、最後にはお誉めの言葉を頂き上機嫌(笑)

この日のメンバーは私たち夫婦とろくろを回していたSさん、Aさんは所用で早目に帰りました。
夫の向かいにいるのは、ロータリー奨学金の交換留学生でアメリカから来たエリちゃん。
ご両親はインドネシア出身ですが、エリちゃんはアメリカ生まれの女子高生。
エリちゃん、8月に来たのですが、日本語がメチャメチャ上手!
日常会話はほとんど困りません。易しい言い方やちょっと英語のセンテンスで大丈夫。

「エリちゃん、なんでそんなに日本語が上手なの?」「アニメで覚えたの」
恐るべし、日本のアニメ!!!陶芸のセンスもなかなかで、桜型の小鉢を作っていました。

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私も先生にコツを教えて頂きながら完成!同じ物を2つ作りましたが、同じって難しい。

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中段真ん中あたりの、色の濃いのが私たちの作品です。乾燥させたのち窯入れ。

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その窯を見せてもらいました。周りにはアカマツの燃し木がいっぱい。
太さを変えて、この反対側、背中側にも積み上げてあります。
一度の窯入れで、ぜ~んぶ使ってしまうんだそうです。何せ八昼夜、ずっと燃やし続けるの。

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登り窯ですので階段状に作品が入っています。私たちのは、この手前の方に。
手前だけでなく、途中の何カ所からも火が入るんだそうです。

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この窯は平成元年に造られたそうです。今は燃やすのに人手を頼んでいるんですって。
何しろ八昼夜ですもんね~。それなので、温度計だけは入れていて、時間で温度を保つよう
薪をくべる方にお願いしているそうです。
今はすべてコンピューターで制御出来る方法もあるらしいのですが、それじゃつまらない。
でも一人で窯に付きっきりは難しいので、温度計だけを入れてみたそうなんです。

こちらは釉薬を使いません。途中でアカマツの灰や籾の灰を投げ入れる方法だとか。
量や撒き方、溶け具合でとても表情のある焼き物に仕上がるそうです。
出来上がりが楽しみ ♪ 割れないといいんですけどね。
by british-green | 2010-10-18 22:31 | MY FAVORITE