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足利演芸場

・・・という面白いタイトルの催し物があると聞いて、昨夜出かけてきました。
知人の I さんが出演、そしてこの企画を立ち上げたのが友人のYさん。

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無料なんですが、入場にさいしてワンドリンクだけはオーダーするシステム。
とはいえビール500円ソフトドリンク300円ほど。
おつまみの類や軽食類も中で頼むことができます。

足利市民プラザの小ホールを、月に1日だけ好きなように使っていいので、何か面白くて
盛り上がるような企画にして欲しいと館長に頼まれたYさん。4月から始められたようです。
彼も音楽好き、ギター好きで人に教えるほどの腕前、人脈でいろんな人が集まりました。
プロ・セミプロ、地元で活動をしてる人たち。今回で5回目だそうです。

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18時~21時までということでしたが、仕事が長引いて、夫と駆けつけたのは19時を過ぎた頃。
知人の I さんの夏至南風(カーチバイ)の演奏が始まっていました。

I さんは八重山古典民謡の先生に師事し、沖縄は第2の故郷というほどの人。
三線(さんしん)をあちこちで教えていたりします。八重山や与那国などでのコンクールで
新人賞をはじめ、数々の受賞をされています。

夫は聴いたことがありますが、私は初めて聴きました。
同じ三弦でも北の津軽三味線は激しく、南の三線はおおらかにゆったりと、ちょっと面白い!
歌も沖縄の言葉で歌ってくれるのですが、まるで外国語を聴いているようでした。
言葉の意味も教えてくれるのですが、一度聞いただけではさっぱり解りません。

イメージの沖縄の歌は皆が楽しく踊りながらだったのですが、彼の歌はゆったりしっとりと。
相方さんは同じお師匠さんの弟弟子さんで、沖縄生まれ、ルーツは宮古島という方。
こちらの方もコンクールで受賞されたことが多々あるそうで、とてもいい声をしてらっしゃいました。

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さてさて、飛び入りで弾き語りをご披露くださったのは、友人Yさんのお友達のディヴィッド。
アメリカ(たぶんロス?)から遊びにきてたのかな?Yさんはアメリカ生活の経験もあります。
片言よりもちょっとだけ上手に日本語でのご挨拶。

ビリー・ジョエルのJust the Way You Are(日本語タイトル 素顔のままで)
エルトン・ジョンのYour Song を弾き語り。

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私たちは聴きそこなってしまったのですが、この日のもう1組の出演者トシオペアのドラマー。
フュージョンバンド「カシオペア」をこよなく愛するメンバーが集まり、結成から23年!
彼は新星ドラマーでバンドのキーボード奏者の息子さんなんですって。

ドラムソロなんですが、面白い趣向で楽しませてくれました。
仕組みはよくは解らないのですが、たくさんのドラムの1つ1つが決められた音をもっていて
あちこち叩くとメロディーになるという、リズム楽器のドラムとは思えない曲!

そうそう、関口宏が司会の『東京フレンドパーク』でしたっけ?ゲーム番組の。
あれでベース音だけが流れてて、点滅の色を追って太鼓を叩くと曲になるのを曲当てするの。
あれに近いんじゃないかなあ・・・解ります?

「ハイサイおじさん」「リンゴ追分」など数曲を、ドラムソロなのにメロディー付きでという
何とも不思議で面白く、初めて聴く楽しい演奏でした!

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最後は女性ヴォーカルのヴィヴィアンさんと出演者揃ってのセッション。
元ちとせの「ワダツミの木」とTHE BOOMの「島唄」で締めくくりです。


来月9月は23日水曜、連休の最終日ですね。17時開場18時開演、足利市民プラザ小ホール。
出演はマリンバ奏者の三田喜良さんと椎名林檎のカバー曲中心のGITAKATAGI Ⅳ。
途中入場も退場も大丈夫、ふらっと気軽に立ち寄れますので、お近くの方はいかがでしょう。
by british-green | 2009-08-30 20:36 | 日々の出来事