2009年 03月 01日
モンパルナスの2人の芸術家
お目当ては遠くに見える建物ですが、駐車場から遊歩道を進んでいくと
お爺ちゃんとお孫さんが何やら楽しそうに池をのぞき込んでいます。
お孫さんが鯉に餌をやって大はしゃぎ!そりゃあ、これだけ寄ってきたら楽しいよね。
人なれしているので歩いた振動でも寄ってきます。
ここは白鳥の飛来地でも有名な多々良沼のほとりにある群馬県立館林美術館。
国道からここへの道は桜並木。すぐ側には彫刻の散歩道。
そして建物自体がとても美しい、私のお気に入りの場所♪
群馬県安中市出身で黒田清輝に師事した湯浅一郎の生誕140年を記念して
同時期にパリ・モンパルナスのカンパーニュ・プルミエール通りに住んでいた
ブルゴーニュ出身の彫刻家、フランソワ・ポンポンのコラボ企画展。
平日ということもあって、あまり混んでいなくてゆっくり見ることができました。
渡仏前・渡仏後と作品を見比べることが出来たり、洋額縁についても展示があったり
見応えのある作品がたくさん展示されたいました。
こちらの所蔵するポンポンの動物の彫刻は、シルエットが美しく大好きです。
期間中は美術講座なども開かれているようです。
エントランスへと続く道。階段状に水が流れていきます。
真ん中の道を通って、右手の建物にあるレストランに入ることが出来るので
美術館に入らなくても、近辺を散歩してランチ、ということも可能です。
カーブが美しいガラス張りの長い廊下。もう一つのカーブの建物は常設彫刻展示室。
春になると、この芝生が青々としてとても綺麗です!
穏やかな春の陽だまりの中、ごろんと寝転がるのも悪くありません。
写ってはいませんが、左手前には木立の下にベンチもいくつかあります。
こちらは別館。ワークショップ室と彫刻家のアトリエがあります。
アトリエはポンポンのパリでのアトリエの雰囲気を模したものです。
ポンポンが実際に使っていた家具や道具類、写真や作品のレプリカなども展示されてます。
本館のスタイリッシュなデザインとは正反対の、温かみのある造りがとっても素敵!
美術館の中のレストラン、イル・コルネットでもお茶が飲めるのですが
近くにちょっと行ってみたいケーキ屋さんがあるので向かいました。
市内中心部にあるボン・シェールという、私が独身の頃から食べていたケーキ屋さんが
新しく出したア・ルーアンというティールームもあるお店。
足利には美味しいケーキ屋さんがあるので、すっかりご無沙汰のボン・シェール。
ここのブランデー・ケーキが実家でのお気に入りでした。
こちらは店舗も広くて駐車場もひろいし、何よりティールーム付き!
ケーキセット、Tさんが選んだのはレモンタルト。
サックサクのタルトも美味しいけど、このレモンクリームの酸味が程よくて美味!
私はベリーベリーにしました。ミルクレープにベリー類がのったもの。
ミルクレープとかミルフィーユって、美味しいけど食べづらいですよね(苦笑)
穏やかな日で美術館でもけっこう歩いたので、2人とも喉カラカラ(笑)
アイスティーにしましたが、セットで550円(確か)というリーズナブルさ!
ケーキは一部を除いて好きなものを選べます。
ここのケーキ、カルピスバターとカルピスクリームを使っているとのこと。
2人とも季節の新商品を選びました。限定とか新商品、季節物に弱い2人(爆)
by british-green
| 2009-03-01 23:26
| MY FAVORITE